これからの時代は一人で法人を作りなさい!とういう本を読みました。
構成は以下の通り
①まえがき
②第1章 1人社長の財布のお金を1000万円を増やす税金対策とは?
③第2章 旅費規程を作るだけで給料以外に月40万円の無税のお金を得る方法とは?
④第3章 複数法人を持つメリット【分身の術とは?】節税して可処分所得を最大限にする方法とは!
⑤第4章 赤字でも法人を設立するメリット!大赤字でも良い会社とその理由を紹介
⑥第5章 会社を2つ以上設立する裏メリットとは?【分身の術&分散の術】
⑦第6章 法人化するタイミングっていつ?メリット・デメリットも解説!
⑧第7章 1人起業家が法人を持つメリット!少ない維持費で快適になる器を手に入れる
⑨第8章 1人社長のプライベートはどこまで経費にできる?
⑩第9章 法人でもズボラでいい!簡単な仕訳方法と法人でも税理士に依頼しない理由を紹介!
⑪第10章 僕がコンサルを始めたきっかけ!キャッシュフロークワドラントの右側を目指す
⑫第11章【高額商品を売りたい方必見】理恵利率の高い商品を高額で売るには?
⑬第12章 起業も準備が大切!早く法人にして準備しておくメリットは、一緒にニヤッと笑えること
⑭第13章 ひとり飯は経費にできる?個人事業主が経費にできる条件とは?
⑮第14章 ひとり飯は経費でできる?個人と法人では経費にできる範囲が違う!
⑯第15章 ひとりご飯を経費にするために、法人で使う理由を考えよう!
⑰第16章 税金の恐怖とは?節税なし月収100万円個人事業の納税額がすごい!
⑱第17章 月収100万円の事業を法人化すると税金はいくら減るのか?
⑲第18章 法人を設立する費用はいくら?7万円でも会社設立できる!
⑳第19章 旅費規程はどうやって作ればいい?税理士さんへの伝え方も解説!
㉑第20章 法人でセルフイメージを上げる!法人化の節税以外のメリットを紹介!
解説感想
①まえがき
省略
②第1章 1人社長の財布のお金を1000万円を増やす税金対策とは?
利益がでても税金や年金、健康保険等でお金が手元に残らないでしょう?
法人を作れば経費にできる範囲が増えて節税対策になりますよって話。
③第2章 旅費規程を作るだけで給料以外に月40万円の無税のお金を得る方法とは?
旅費規程を作り、出張手当がもらえば個人課税されないし法人の経費になるので社長個人の手元にお金が残りますよって話です。
確かに出張手当って個人事業主はもらえないですが、法人だと社長でも貰うが事可能なんです。
筆者様は自宅は関西でオフィスは東京なので出張手当でめっちゃ節税しているらしいです。
この辺りは税金対策でだけみるのでなく職種や移動時間や実際の旅費など考える必要はあるかと思います。
④第3章 複数法人を持つメリット【分身の術とは?】節税して可処分所得を最大限にする方法とは!
法人を複数作って出張旅費を法人ごとにもらいましょうって話。
出張旅費をもらうには複数法人でも当然その法人の業務をしないといけないです。
⑤第4章 赤字でも法人を設立するメリット!大赤字でも良い会社とその理由を紹介
法人だと赤字は10年繰り越せるので(2023年現在)立ち上げ時や売上につながるまでの期間は赤字を貯めといて利益がでたときにドカッと相殺できるって話。
個人だと赤字は3年しか繰り越せません。あと個人も法人も繰越するのは本には書かれてませんが青色申告が前提になります。
あと根本的な話になりますが利益が出すのがすごーく大変です。実際10年赤字が繰り越せても欠損金を使え切れない法人はたくさんあったりします。
⑥第5章 会社を2つ以上設立する裏メリットとは?【分身の術&分散の術】
実際に筆者様のクライアントの話になるのでここで割愛させて頂きます。
⑦第6章 法人化するタイミングっていつ?メリット・デメリットも解説!
一般的には稼げるようになって法人化って話ですが、筆者様は今すぐでも法人化するのがおすすめですよって話。法人だと前章までに書かれているようにメリットが多いし社会的信用もえられますよってことが書かれてます。デメリットも書かれてましたがそれでもメリットが多いと。
絶対って法人を作れって話じゃないですからね。そこは企業も様々あるのできちんと考える必要はあると思います。筆者様も当然そこはわかっての話です。
⑧第7章 1人起業家が法人を持つメリット!少ない維持費で快適になる器を手に入れる
赤字でも税金が7万円程(法人均等割)かかりますが、今まで書かれていた章のメリットがあるのでそんなの安いですよ。維持費で考えましょうって話。
⑨第8章 1人社長のプライベートはどこまで経費にできる?
ひとり起業家のプライベートが曖昧なので、例えば一人でカフェにいっても仕事の事を考えるので経費にしてもいいんじゃない。さらにカフェしている写真をSNSにメルマガなどに誘導すると仕事としての証明になるし宣伝もできて一石二鳥ですよって話。
⑩第9章 法人でもズボラでいい!簡単な仕訳方法と法人でも税理士に依頼しない理由を紹介!
経理処理を難しく考えてないですか?簡単でいいですよのやり方や手順が紹介されてました。
税理士を雇う雇わないのメリット・デメリットが書かれてます。
この辺りは人それぞれの考え方があると思いますし、この後の章の後にも税理士の話がでてきますが、一括りで考えるのでなく税理士さんも色々な方いますからね。雇わなくてもいいの自由ですし、相性の合う税理士さんに頼むのもありかと思います。会社の事を考えてくれるいい税理士さんも多いですよ。
⑪第10章 僕がコンサルを始めたきっかけ!キャッシュフロークワドラントの右側を目指す
キャッシュフロークワンラントの右側。労働収入じゃなく起業して収入を得ようって話。
⑫第11章【高額商品を売りたい方必見】利率の高い商品を高額で売るには?
お客様の欲しいのはあなたの商品やサービスではないですって話。
深くは書かれてませんでしたがレビットのドリルの穴理論を言いたのだと思います。
顧客の本来のニーズはどこにあるのかの話。
あと12章以降ありますが、前章までの話と似たような話や法人と個人では税率の比較・法人設立の費用など書かれてましたが長くなりますので省略致します。
コンサルが仕事だけに章のタイトル付けがうまいですいね。読みたくなる文章です。
文章も読みやすいし、こんな風な考え方もあるんだなって感じで読めば面白いかと思います。